お墓について

ここ最近、お墓について考えさせられることが続きました。

一つは今「ターミナルケア」の講義をもたせ頂いている花園大学でのこと。お墓の話になり、家族へのインタビューも含め意見を聞いたところ、一番多かったのが、夫婦二人だけで入りたいということです。「家の墓」ではなく夫婦だけの墓を作りたいそうです。そこには子供たちも入ってほしくないと。ちょっと驚きでした。

二つ目は、仕事で訪問させていただいているお家の家族の意見をお聞きするチャンスがあったのですが、その家族は、お父さんは(入り婿)実家の禅宗のお寺の墓に入りたい、奥さんは自分の家の浄土真宗のお墓に入りたい、一人娘はバリ島に散骨を希望、その夫はインドのガンジス川に散骨を希望、子供たちは考えた末、花火のように打ち上げて散るというのが希望だそうです。

ちなみに私は、実家の墓所の一角に、土地をもらって、夫と飼っていた犬二匹と自分の灰を撒いてもらうように遺言しています。

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