法然院フィールドワーク

12月8日、善気山(ぜんきざん)法然院へ行ってきました。
法然院は1680年知恩院第三十八世萬無(ばんぶ)和尚が法然上人ゆかりの地に 念佛道場を立てることを発願し、弟子の忍澂(にんちょう)和尚によって現在の基礎が築かれました。 法然院では、仏事以外にも様々なことに広く展開されているようです。

具体的には
1) 佛教寺院として

佛教の真理 ならびに 法然上人源空の教え(専修念仏)を説く 

2) 檀那寺として

檀家の墓地の管理 ならびに 先祖教の儀式を執り行う

3) 法然上人ゆかりの寺として

 全国から念仏者の参拝を受け入れる 

4) 観光客のために

境内を自由に散策し、観光していただく

5) 地域に開かれた寺として

檀家、念仏者、旅行者以外の方々とともに

 6) 個展やコンサート等、アーティストの発表の場所として

広く寺を使ってもらうことで、発表を見に来た人が 寺に触れる縁のきっかけを作るために です。

また、周辺の自然環境を使って「法然院森のセンター」というのも1985年から始められているようです。 これは宗教活動の一つだけでなく、大人と子どもとともに地域コミュニティの一環として環境学習活動 として展開されているようです。

  

活動内容は主に

 1)オープンルーム

幼児から大人まで参加できる自然体験プログラム

 2)シリーズ自然観察会

季節ごとのテーマで自然観察をおこなう

3)法然院森の教室

足元の自然から地球環境まで、幅広いテーマの講習会をおこなう

 4)森づくり

お寺の森・善気山で「観察の森づくり」をおこなっている 

5)エコ・ツアー

多彩な自然や、暮らしと文化に触れる機会です

6)森の子クラブ

環境学習の実践として、身の回りの環境を子供達自身が考えることを目的に、毎月の例会と合宿を行う

7)会誌の発行

会誌「MURYOUJU」、ニュースレター「椎の実通信」を発行している

会で生活し、あまり自然に触れ合わなくなった現代の子供に自然と触れ合う機会を作る、 すばらしい行いだと思われます。 狐やムササビ等を京都の近くで見れるのは、あまりないのではないでしょうか?

住職の梶田さんとしては、「人と自然の共生」ではなく人間も含めたほかの生き物が支えあっている しくみとしての「自然の共生」を目指しているようです。 伝統のある大きな寺院でこのような事業をされているので、気難しい方かと思いましたが とても面白く開けた方で、話を聞いていて楽しかったです。 寺院が境内の山を利用し様々な事業をしているのが新鮮でした。

記事作成 清基

広告